お料理上手をめざすブログ in Singapore

料理ができないわけじゃない。でも決して上手いわけでもない。ある新妻が料理上手を目指すブログ。

*基本の料理*電気コンロで、おいしいお米を炊く

 今日も孤独にお料理研究中!ゆずきです。


海外生活でのストレスの一因は、今までと同じような食生活が送れないこと。
特に、おいしい白米が手軽に食べられないのは、ジワジワとストレスに影響してきます。

 

私が炊飯に愛用している鍋は、とっても重くて密閉性が高いStaubというお鍋。
無水調理を得意とする鍋なので、上手くいけば炊飯も得意なはずなのですが、
1-2回やっただけではどうもコツがつかめず。。

 

最近やっと原因が電気コンロの火力の弱さ、火力の調整のしにくさにあるということまで分かりはじめました。

日本では珍しくなった電気コンロなので、
私は数ある炊飯マニュアルのほとんどが参考にできないのです。

そこで、電気コンロを使って、
おいしい炊飯をする方法をまとめてみたいと思います。

 

 

 

 
炊飯の化学(お米のα化)
まずは、炊飯ってどんなことをする作業なんだっけ?というところから。

 

 

炊飯とは、硬いお米が、咀嚼できるほど、やわらかくもちもちの状態に変化することを言います。
これを化学的な言葉でいうと、お米の「糊化(α化)」というらしい。

 

この糊化が進む条件とは、お米に適量の水と適度な熱が加わること。

 

適量な水の量とは、少なすぎると芯が残り、多すぎるとおかゆ状態になってしまうということ。
芯がある米<ごはん<おかゆ

 

そして、適度な熱というのは、つまり、弱すぎると糊化が全く進まず
強すぎると、焼き硬いおこげとなってしまい、食べずらくなってしまうということ。
生煮えの米<ごはん<おこげ

 

基本の炊飯手順

おいしいお米の糊化を起こすために、必要な工程を整理します。

 

1.吸水・・・お米の中心まで水をいきわたらせる
2.炊飯・・・水の対流によって、ムラなく、十分に熱をいきわたらせる
3.蒸らし・・・甘み、香りを十分に引き出す

  

 

 

電気コンロでの炊飯手順

さてさて本題ですが、

当初は電気コンロと、普通のコンロ、ましてやIHなんて、
そんなに大きく変わるまいと思っていたのですが、大間違い。
全くもって火の通り方が違います

 

電気コンロの最大の特徴は、火力の弱さ火力の調整がすぐにできないこと

 

なので、基本的に火力の強いほどおいしいお炊飯ができる前提を考えると
かなりハードルが上がってしまうのですが、
私は、時間配分を以下に改変して、炊飯するようにしました。

 

1.吸水 30分以上
  糊化の力を最大限に引き出せるように、十二分に吸水の時間を取るようにします。


2.炊飯 中火で25分ほど

                 さらに弱火で15分ほど
  一度勢い良く沸騰させてしまうと、なかなか温度が下がらないため、
  緩やかに沸騰をさせ、緩やかに糊化を進めます。
3.蒸らし 火からおろして、15分以上
  底のおこげ化が進みすぎてしまうことを防ぐために、コンロからおろして蒸らします。

 

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まとめ
・おいしいごはんは、十分な水分・均一に熱がいきわたることから生まれる
・電気コンロは、火力の弱さと火力が瞬時に調整できないことを前提に
・失敗を恐れない。化学実験の気持ちで観察する

 

 

まだ日本に居たころに、目が覚めるほどおいしいご飯が土鍋で炊かれたものだと知った記憶があり、
お鍋での炊飯に憧れがありました。

 

シンガポール居住では、「お鍋でおいしくごはんが炊けるようになるいい機会だ」と
新生活にありがちな未来の自分に自ら無茶振りを施すかたちで、炊飯器無しで、渡星してきてしまいました。

 

私のように元から土鍋炊飯にこだわる物好きは少ないと思いますが、
お鍋でお米を炊く手順を知ろうとしている人の大半は、海外で炊飯器が手元にない、海外にお住いの方なんじゃないかな、と思っています。

 

電気コンロもそれぞれの仕様があるし、
日本での料理のように一筋縄ではいきませんが、
同じ境遇にある方に参考になれば幸いです。